アイスクリームについてのさまざまな疑問に、
アイスクリーム王子がわかりやすくお答えします。
アイスクリームは光の影響を受ける場合があります。例えば抹茶アイスは、蛍光灯などの光の影響を受けて味や色が変化する場合があります。
これを防ぐために、カップを作る紙に光を通さないようにアルミシートを貼り合わせることがあります(図1)。アルミシートの代わりに、カップ原紙の真ん中に黒色のしゃ光印刷をほどこし、光を通さないようにしているものもあります(図2)。このような技術は、スティック製品などのフイルム包装紙にも応用されています。
アイスクリームは温度が上がったり下がったりすると、表面の水分が蒸発して乾燥することがあります。これを防ぐために、外ふたの内側にもう一枚のふたをしたものがインナーシールです。フイルムをカップに接着してあるので、保存中の乾燥を抑え、また、いたずら防止にも役立っています。