アイスクリームBIZ
統計情報

販売実績

(一般社団法人日本アイスクリーム協会)

販売実績概要(2020年度)

2020年度は5,197億円(メーカー出荷ベース) 前年比100.9%

2020年の日本の平均気温の基準値(1991~2020年の30年平均値)からの偏差は+0.65℃で、1898年の統計開始以降、2019年を上回り最も高い値となりました。日本の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.26℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。

気象庁は「2020年の天候と台風のまとめ」として、特徴を大きく4つにまとめています。
1.ほぼ一年を通して、全国的に気温の高い状態が続いた。
2.2019/20年冬は、記録的な暖冬・少雪となった。
3.7月は、東・西日本を中心に記録的な大雨(「令和2年7月豪雨」)や日照不足とった。
4.8月は一転して全国的に晴れて気温が高く、特に東・西日本では記録的な高温となった。
(2020年12月22日、2021年5月19日気象庁報道発表資料より)

アイスクリーム市場規模は、2020年度5,197億円となりました。
2011年度(4,058億円)以降、2018年度までの7年間市場拡大をしましたが、2019年度は天候不順の影響で前年割れ、2020年度は2018年度(5,186億円)を11億円上回り過去最高となりました。

販売実績金額の2020年度と2019年度の比較

  2020年 2019年 前年差 前年比
販売金額(億円) 5,197 5,151 46 100.9%
販売物量(㎘) 863,160 874,479 -11,319 98.7%

アイスクリーム業界は天候要因の占めるウェイトが大きいと言われますが、2020年の梅雨については、梅雨明けが近畿・東海・関東が8/1と平年(7/21)より11日遅くなった事で、大幅な売上の低下がありました。7月の降水量は東北、関東甲信、東海、九州北部で史上最多を更新、日照時間は記録的に少なく、関東甲信と北陸、東海、近畿、四国で最少記録となりました。8月は一転して全国的に晴れて気温が高く、特に東・西日本では記録的な高温となりました。10月は低温、多雨など天候不順でしたが、下期を通しては暖冬傾向で、特に3月は桜の開花が東京で3月14日と平年より10日早く、統計開始以来最も早い開花となるなど温暖化傾向が見られ、売上にもプラスの影響があったと思われます。

2020年度は天候要因の他に、コロナウイルス感染症の影響があり、外食産業と関連が深い業務用商品に大きく影響しました。販売金額としては、上期は3,149億円(前年比:99.5%) 前年差△16億円、下期は2,048億円(前年比:103.1%) 前年差62億円、通期5,197億円(前年比:100.9%) 前年差46億円と、上期のマイナス分を下期に挽回しました。販売物量では上期は540,870㎘(前年比:95.5%)、下期は322,290㎘(前年比:104.7%)、通期863,160KL(前年比:98.7%)と前年割れとなりました。結果的にリッター単価が上昇、前年に比べ+13円 602円となり、初めて600円台となりました。

業界の販売状況としては、会員企業が従来の価格ゾーンにとらわれない「付加価値の高い商品」を効率よく市場に供給してきたこと、「主力商品強化」の一環としてフレーバーバリエーションのタイムリーな市場投入と、季節性と連動したプロモーション投入、「食べ方提案」による飲用機会の掘り起しと「SNS連動」による話題作りなど、お客様の巣ごもり消費に合わせたきめ細かな活動が功を奏したと推察します。コロナ禍の中、消費者行動の目まぐるしい変化に対応し、チャネルミックス、プロダクトミックス、プロモーションミックスを模索し、消費拡大に努めた結果と思います。

アイスクリーム類及び氷菓販売金額の推移

グラフ

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